【タイトル】

学校長あいさつ

【本文】

夏休みが終わり、静かだった場所に人の声がして、誰もいなかったところに人の気配が戻ると、安心します。 猛暑の中、じっと咲く時を待っていた花が9月に咲いたので、嬉しくなります。 すべてがさりげないものだけれど、身のまわりにある「小さな幸せ」に「気づく心」を忘れないでいたいものです。 さて、夏休みに、「先生が見つけた生徒のちょっとした良いところ」アンケートを行いました。 ・大荷物を持っていたら、「先生、大丈夫?持ってあげるよ」と手伝ってくれた ・早退する生徒の荷物を、教室から保健室に持ってきてくれた ・得意な子が、時間をかけて取り組んでいる子をサポートしていた ・「・・・しようぜ」と、さらっと、いやみなく声をかけていた ・特別教室の落とし物に気づき、持ち主に届けてくれた ・自分の清掃場所ではないのに、いつも掃除を手伝ってくれる ・「・・しかできなくて残念」を、「ちょっとでも・・できたからラッキー」とニコニコしていた その行動をした本人は、もうすでに忘れてしまっているのかもしれません。 でも、素敵な行動に気づいた側は、まるで小さな宝物を手にしたかのように、ずっと心の中に残っているのです。 人は誰でも、「やさしさ」というものを、例外なく、心の中に持っています。 その「やさしさ」を、言葉にしたり、行動に表したりして、「相手に伝えるか、伝えないか」で、自分と相手との間にある「心の温度」や「うるおい加減」が変わり、「居心地がよいか、悪いか」が変わっていくのでしょう。 だからこそ、一人ひとりが、「自分の中にあるやさしさ」を、言葉や行動で伝えてください。 伝えることが「みんなの幸せ」につながって、「平和な気持ちで夢に近づく努力」ができる場所がつくれるのです。 人にはそれぞれ素晴らしい価値があります。 自分を受け入れ、できると信じ、未来を自分で決めて、自分の存在が誰かの役に立てていると思える日々を送ってほしいと願います。 やさしさを伝えよう みんなが平和でいられるように 豊かな心で進んでいこう 少しずつ 未来の夢に 近づけるように            大磯町立国府中学校 校長 野口裕美


【添付ファイル】

この記事に添付ファイルはありません。